2005年11月22日

favorite 5 「登場人物」

第3位

ナウシカ  『風の谷のナウシカ』

初めてナウシカを見たのは、映画の中でした。
たぶん小学生のころだったと思う。
かわいいリスをペットにし、空飛ぶ凧に乗って、
オームの群れに飛び込んでいったのが印象的で、
満を持して出撃した巨神兵が、腐り崩れていったのも衝撃的でした。
クラスのみんなの話題になり、「かぜのたにの〜」なんて
気が付けば安田成美さんの歌を口ずさんだり、
「その者、青き衣をまといて…」なんてセリフをそれっぽく暗唱したり…。
しかしナウシカのことはいったんそこで薄れていきました。

そんなある日、高校からの帰りに立ち寄った書店で
コミックのナウシカを見つけました。
初めてそれを読んだ時の衝撃は今でも忘れません。
書店に置いてあるのをまとめて買い、一気に読みふけりました。
映画で描かれていたのはほんの序章にしか過ぎず、
そのテーマの大きさと深さに驚嘆しました。
しかもそれが最終巻で見事に完結されてる。
すご過ぎました。僕なんかが口をはさむ余地のないくらい…。

ナウシカは女性でしたが、性別を超えた存在に感じます。
大地や風にそれがないのと同じように。
そしてその繊細な心は、どんな小さなものにも心ふるわせ、
逆にどんな大きなものにも屈せず、影響を与えました。
「清浄と汚濁こそ生命だ」というセリフの通り、
決して一方的な正義に走らず、だからこそ悩み、自分の内なる闇におののき、
でもそこに、生命の輝きを感じさせてくれました。

何かに迷ったとき、何かを教えてくれるのがナウシカです。


posted by むぎわら at 16:00| ⛄| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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